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F4500T(日立社製/H6年)
F4500T(日立社製/H6年)
分子が光を吸収すると内部エネルギーの高い励起状態となります。この励起分子がエネルギーを放出する際に発するのが蛍光(りん光)です。蛍光による分光法は一般的に感度が非常に高く、極微量の成分を分析するのに適しています。物質がどのような色の光をどの程度発するかを調べるのが蛍光スペクトルであり、物質に照射する光の色を変化させてどの程度光るかを調べるのが蛍光励起スペクトルです。後者は吸収スペクトルと相補的に用いられます。
(この装置を使ったテーマ)
分子発光(基礎化学実験 ll)