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大阪市淀川区をフィールドとした産学官連携プロジェクト 子どもウェルネスによるコミュニティ?デザインの取り組みを開始

概要

 大阪市淀川区と大阪市立大学は、大阪市淀川区をフィールドに、子どもたちのウェルネスに関する問題を産学官連携による多面的エビデンスに基づく住環境?社会環境の基盤構築によって解決するまちづくりを目指し、7月20日から取り組みを開始します。
 この取り組みは、大阪市立大学健康科学イノベーションセンターの水野敬センター副所長を代表とする本学と大阪市淀川区が共同申請しました文部科学省令和2年度「科学技術イノベーションによる地域社会課題解決(DESIGN‐i)」に採択された事業計画をもとに実施します。

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科学技術イノベーションによる地域社会課題解決(DESIGN-i)とは

 地方自治体と地域の大学が中心となってチームを構成し、「地域のポテンシャルを最大限引き出すための未来社会ビジョン」を設定するとともに、当該ビジョン達成に向けて、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にも繋がる、解決すべき地域が抱える多種多様な社会課題を見つけ出します。さらに、当該社会課題を技術課題へと転換させ、将来的に地域内外の大学や研究機関が持つ研究シーズを取り込みつつ、小規模試行実験?社会実装の取組へ繋げることを想定し、科学技術イノベーション(=STI)を活用した解決策の構築を目指すものです。

事業内容

テーマ:子どもウェルネスによるコミュニティ?デザイン
概 要: 子どもの睡眠習慣改善に取り組んでいる大阪市淀川区をフィールドに、睡眠習慣等の次世代を担う子どもたちのウェルネスに関する問題を、産学官連携による多面的エビデンスに基づく住環境?社会環境の基盤構築によって解決し、学校や文教施設と連携した教育、子育て拠点などと連携した子育てサポート、そして子どもの原体験となるデザインのあるまちづくりを目指します。
目 標:本活動は2021年度以降も継続実施し、子どもウェルネスソサエティを実現するため、生活者との協働プラットフォームを構築します。

子どもウェルネス創出事業化コンソーシアムとは

 大阪市立大学健康科学イノベーションセンターの水野敬センター副所長を座長とし、子どもたちの健やかな発達に資する科学的エビデンスに基づくウェルネスソリューションの創出と事業化促進を目的として、2013年度から活動しています。

○現参画企業 計7社(50音順)
江崎グリコ株式会社、株式会社学研エデュケーショナル、株式会社COPELコンサルティング、積水ハウス株式会社、株式会社ダスキン、西川株式会社、株式会社ファミリア